2011/05/16

宮城県七ヶ浜での出会い。

皆様。
お久しぶりです。
藤井です。

5月に入って、GW中は「吉良の赤馬牧場」にて第二回赤馬まつりのお手伝いをさせていただきました。
そこで再び佐合木材さんにご協力頂き、オクタゴンが設置され、たくさんの方に見ていただきました。
佐合木材の福山さんともまたお会いする事ができて、 嬉しかったです。
写真はオクタゴンと、モンゴルからやって来た本物のゲル。赤馬牧場の目玉の一つです。
イベント内容の詳細は「吉良の赤馬牧場ブログ」へどうぞ!

さて、タイトルに書きましたが、、宮城県七ヶ浜にボランティアに行ってきました。
何年か前、インタビュー写真を撮影させていただいた、NPO法人レスキューストックヤードさん がボランティアバスを出しているのを知り、5月11日から15日まで参加してきました。
何ができるのか不安はありましたが、まずは行動をと思い、、。
遠くは広島からも参加されて、17人で名古屋から約10時間かけて現地へ。
レスキューストックヤードさんが現地の活動拠点にされている「ボランティアきずな館」でお世話になりました。
そこで私が目にしたものは!!
オクタゴン!!

佐合木材の野村さんが、4月に岐阜のオクタゴンを解体する際に、被災地に行かれた事をお話して下さったのですが、このオクタゴンはそのお話にあった震災後真っ先に建てられたものでした。
とても縁を感じました。
このオクタゴンは食品倉庫として活躍していました。

福岡君のアクリルドーム付きオクタゴンにもいつかどこかで会えるかもしれません。

実際の私のボランティア活動は、地元の方の交流の場としてできた喫茶店のスタッフとしてお茶を作ったり、お出ししたり、お話をしたり。
地震直後のお話を詳しく話してくださったおばあちゃんは、常連さん。
コーヒーとお漬け物が定番メニューだそうです。
また、喫茶メニューを最終日に私が作成しました。なかなか好評をいただき、あるおじいちゃんが抹茶カプチーノを頼んだら、みんなざわついて「おめえが、おしゃれなもん頼んで
ー」と盛り上がっていました。
選ぶ楽しさがあるのはいいですね。

他にも家屋の泥だしに参加しました。
体力に自身はあったのですが、本当に大変な仕事でした。
水がどこまで上がったのか、壁紙に跡が残っていました。自分の身長よりも高い位置でした。
実際に泥だしをやってみて時間がどれくらいかかるのか、よくわかりました。
まだまだ人手も時間も必要なんだと。
ボランティアに参加された方々と毎晩ミーティングがあったのですが、自由に意見交換ができ、どんどん実践されていく姿に関心しました。
3日目は、「やさしい美術プロジェクト」の先生や名古屋造形大学の学生さんが仮設住宅の表札作りを地元の学生さんたちと一緒に行なっていました。
 毎日新聞より
みんな丁寧に、真剣に作業していました。
いろんな絵や色があり、とても素敵でした。
私はこの日は炊き出し班だったので、みんなの分のお昼ご飯80人分?くらいのカレーを作りました。こんなにご飯を炊いたのは初めてです。7升!!美味しかったです!

あっという間の5日間でしたが、参加できて本当によかったです。

最後にスタッフの方が、「現地にボランティアにきてくださる事もとても重要です。でも、離れていてもできる事がありますので長く支援して下さるようお願いします。」とのことでした。
実際に行って、解った事も沢山ありました。自分ができる事や、いろんな人の協力で成り立っている事。 大切な時間でした。
継続的にバスをだしていかれるようなので、今後も参加したいと考えています。

それぞれの方法で、ですね。

2011/05/04

福岡企画のお知らせ


チョット旅行に行こうと思います。
参加したい人はご自由にです。
完全無欠の個人責任です。
今日ですが、、、、。
秘密のトラベル!!

2011/04/23

思いっきり、ふっている

こんにちは。
河井聖子です。


載せようと思いながらそのままになっていた
写真を公開。

4月の最初の週末、イベント会社の方との
打ち合わせを控えた私たちが向かったのは
バッティングセンター!


異様に熱くなるみんちゃんこと藤井さんと

















ヒーローこと福岡君。

















私は一回やってもう充分。
バッティングセンター自体初めてだったけど、
多分もう行かない。でも行けて良かった。


















今年も思いっきり振ってけよ。
野球の神様が私たちGACメンバーに
そう囁いたとか、囁かなかったとか。

前を向いて走ってる

こんにちは!
いつもの生活に戻ったらお肌の調子も
良くなった河井聖子です。
(3月は荒れ放題でした…涙)

福岡君が書いてくれたとおり、
昨夜はアーカイブ作成のための
打ち合わせをしつつ作品や活動の話をしてました。

岐阜のこと、GACとしてできること、
自分の活動のことを考えることができた時間でした。

アーカイブに文章を書いてくれるのは
愛知芸大で学芸員をしている、ゆきちゃん。
岐阜生まれ、岐阜育ち、岐阜在住。
どうぞ、よろしくお願いします。

来年の開催に向けて走り始めてます!
本日、ミーティング、カタログノテキスト二ツイテ、カワイセイコシ、トユキシ大須のカフェニテ。ヒサシブリニギフヲオモイダス。
中華そば田中屋さんの和田さんのラストデーまでにラーメン&からあげ行きたいねなんて話す。
ちゃんと作品のまじめな話もしました!!
楽しい週末でした。過去の事を話しながら未来の事を考える、、、サーヤー。
その後少々ビールな週末、終電終わり、出張中の弟に迎えに来てもらうVIP待遇。
革張りは良いですね。

ちなみに明日ライブします。内容は未定、、、詳細不明のお楽しみ企画!!
アンプラグド・アミーゴとOne Day Cafe #1については http://t.co/7ZGlkGm

2011/04/19

メディア掲載記録ー3月31日朝日新聞朝刊よりー

3月31日中日新聞朝刊より。
何度も取材を重ねてくださいました、田嶋さんの記事です。
別件で通りがかり、以前オクタゴンの取材をされた事があったことで、オクタゴンを見かけて声をかけて下さいました。
嬉しい偶然から取材に来て下さいました。
ありがとうございました。

メディア掲載記録ー3月31日中日新聞朝刊よりー

3月31日中日新聞朝刊より。
「イロイロノ地図」の前で。
ありがとうございました。

メディア掲載記録ー3月23日読売新聞朝刊よりー

3月23日読売新聞朝刊より。
滞在製作中の三人を取材して下さいました。
「イロイロノ地図」をバックに。
ありがとうございました。

メディア掲載記録ー2月24日中日新聞朝刊よりー

2月24日中日新聞朝刊より。
「イロイロノ地図」完成に向けて制作中の記事です。
ありがとうございました。

メディア掲載記録ー2月22日岐阜新聞朝刊よりー

メディア掲載の記録をアップします。
期間中沢山の方が、取材に来て下さいました。
ありがとうございました。

最初は2月22日岐阜新聞朝刊から。


大垣支援特別学校での「イロイロノ地図」の制作中の記事です。

2011/04/15

オクタゴン解体

遅くなってしまいましたが、オクタゴン解体の写真をお見せします。
お久しぶりにお会いした、佐合木材の野村さん、福山さん。
解体の順序を確認しています。
徐々に解体していきます。
天井から差し込む光が大変きれいです。
だんだんと形がなくなっていきます。
そして天井から光を取り込む窓になっていたこちら、、。
実はこのアクリルドームは東北へ旅立つ事になりました。
今回の東日本大震災で被災地・宮城へ行かれた佐合木材の福山さんから、被災地に建てたオクタゴンに取り付けたいという申し出がありました。
福岡は是非!!と!!大変嬉しそうでした。
そして、きれいに梱包してお渡ししました。
どこかで、このアクリルドームのついたオクタゴンに入って、空を見て笑顔になる方がいたらいいなと思いました。

そして、運ばれていきました。
またどこかで会えますように、、。

2011/04/14

大垣特別支援学校のみなさんに

お久しぶりです。
だいぶ暖かくなり、気持ちがよいです。

本日、大垣特別支援学校の土屋校長先生からお電話を頂きました。
「写真どうもありがとう!生徒たちもきっと喜びます。」と!

展示されていた「イロイロノ地図」を撮影し、引き延ばして額に入れて
送らせていただきました。

展覧会終了後、やっと送る事が出来ました。
喜んでいただけて、嬉しかったです。
会場に来る事が出来なかった生徒さんにも見ていただけたらと思います。
その写真をのせます。

また、カタログにも載せたいと思っています。


いろいろ思い出しますね。また、ブログ更新させていただきますので今後もよろしくお願い致します。

2011/04/07

Owari no Hajimari,お稲荷さんからの啓示

あれは、展覧会の最終日31日。
展覧会が終わるとアーティストには、搬出という作業が待っているのです。これがなかなかつらい、無から生み出した作品は有になってそれらを今度は、寝かしつける作業(なかなか寝付いてくれない子供達なもので、、、)。特に今回は、作品というだけではなく僕たちが生み出した生活スタイルとしての社会活動も撤収しなければならない、やっとここまで漕ぎ着けたというのに、、、。去年から今年にかけていろんな事がありました。

:写真「白い壁の前に泣き崩れる藤井氏ではなく、お菓子を吹き出しそうになる藤井氏」

そんな中、僕達の活動を昨年から温かく見守ってくれた和田さんから提案がありました、「おちょぼ稲荷行けへん」「わーいご褒美ツアーだー」メンバー一同残りのパワーを振り絞って気合いのお片づけ!!
考えてみれば、この企画何かと御狐様の縁があるのです。
オクタゴンライフが始まってすぐの頃、マンションからシティー・タワー43に向かう途中、小さなお稲荷様を発見、メンバー一同お参り、たまたま僕の持っていたお香をお供えして会
場に向かう、「まだ寒いし、オクタゴンに電気ストーブ欲しいなー」などと軟弱な事を考えていると路上にストーブが!!近くにいたおじさんに聞いてみたら引っ越しのため不要のもの是非是非、こんな事あるんですね!!よく見るとおじさんの顔が狐顔だったかどうかはあなたのご想像に任せます。その後も御稲荷様を見つけるたびにお参りしていました、これも岐阜の場所性、商人中心で発展した街にはお稲荷さんがとても多いんです。
他にも、岐阜では焼き鳥を沢山食べました丸一酒店をはじめ、焼き鳥の発祥も御狐様がらみなんですね。(長くなるので気になった人は調べてね。)

という事で、月末、深夜の御稲荷様お礼参りツアー敢行!!
和田さんも県外出身なんですが「これは、見せておきたかった」とのこと。
これは、これは、楽しい、真っ暗な田んぼの中に浮かび上がった不夜城、出店の活気、楽しい楽しいとはしゃぎまくる。お参りも何か儀式的、名刺を捧げるのも新しい感覚イヤー楽しい!!
お参り後、みんなで、串あげ屋さんを探す。そこで僕は、和田さ
んの「これは、見せておきたかった」の真意に築いたんです。

:写真「月末、深夜の御稲荷様お礼参りツアー」企画者和田さんを先頭にはしゃぐメンバー

串あげ屋さんは沢山あるため、はやっている店とはやらない店がある、売っているものはほとんど同じなのに、大きな差がある、なぜ?和田さんはシティー・タワー43のなかで「中華そば田中屋」を切り盛りする商売のプロ。そう御稲荷さんへの参道にはしっかりと、資本主義、競争原理が目の前に露出していたのです。商売の核を見た気がしました。その後和田さんと、石屋さんや瓢箪屋さん等みながら、これがなぜ売れるのか?「本質の善し悪しとは別の善し悪し」「繁盛とは」など体感を元に話あう。

和田さんからこの上ない方法で「自分たちがどんな世界の中に居るのか意識しなさい」
といわれた気がしました。この人は本当にメンバーとは違った角度からプロジェクトを温かく見守ってくれていたのだなと「かたじけなさに涙こぼるる」思いでした。

そうなんです、昨年から続くGifu ART CAMPは、常にシティー・タワー43あるいは岐阜駅前という、商業の中心地、御稲荷さんへの参道、と対峙しているんです、資本主義と競争原理が全て、お金が神様と祭られる場所。そして、現代とはそういう時代なのではないでしょうか、あの串あげ屋さんのように表面が本質のように見える。おちょぼ稲荷をなくした参道を想像すると岐阜駅前とかぶって見えました。

そこに、段ボールの家で暮らす僕、作品を作りながら批評でも批判でもなく現代から一歩距離を置いて現代を見たとき、そこには資本主義と競争原理など本当は表面的な小さなもので。まだまだ、大きなブラックボックスが存在し、それに反応する人間性もまだ失われていない事を確認出来た気がしました。色々な活動を通して巻き込まれていては見えないもの、その渦から出て一歩距離をとってみること、そこに作った渦にまた人が興味を持つ事、これがアーティストとして僕がGifu ART CAMP2011で与えられた最大の感覚だった気がします。まだまだ、お稲荷様じゃあないけれど芸術に出来る事がある、やらねばならない事があると確信できる、本当に有意義な毎日でした。

しかし、owari no hajimari既にGifu ART CAMPは2012に向けて走り出したのです。
まだカタログ制作もあるんだよねー。
今後の展開もお楽しみに。
Gifu ART CAMPお知らせメールを現在作成中ですのでお楽しみに。

福岡寛之

:写真最初に参ったお稲荷さんに、最後のお礼参りに行った際の河井氏、熱心に願うは、Gifu ART CAMP2012への想いか、恋への想いか、知る由もない。チャンチャン